いやしの森訪問12月(12月16日更新)
12月12日（木）と14日(土)に楢葉いやしの森を訪問してきました。
12日に隊長が緊急訪問
すでに【緊急】いやしの森直送の欲しいものリストについて でも触れておりますが、11日に、隊長のもとに坂本さんより「やけどをした」と電話が入りました。
風呂を焚いている最中に火が出て、それを消すために顔と手を負傷したとのこと。
そもそも14日に訪問予定がありご本人は大丈夫とおっしゃっていましたが、電話の様子は大丈夫そうではなかったので隊長が東京より急行してくれました。
顔は丸く腫れ上がり右目が開いておらず、両手は水泡が破れ真っ赤な皮膚が見えている状態。
近くに病院はないので午後３時ごろやっと手当てしてくれる病院にたどりつくことができ治療していただきました。
いやしの森に戻ったとき辺りは真っ暗だったそうです。
その後、帰宅された隊長からの報告をうけ、しばらくご自分で運転をしていわきまで降りるのは難しいだろうと判断し、マツヤペットさん経由でのご支援リストを一時的にストップすることとしました。
14日にメンバー４人で訪問
火事から３日後の訪問。
いわきで、いつも野菜くずをくださるスーパーマーケットとマツヤペットさんに寄りました。
スーパーでは既に坂本さんの火傷の事をご存じで、たいへん心配してくださり、お見舞のみかんまで頂戴しました。
簡単なランチなど買い込み、昼過ぎに楢葉いやしの森に到着。
坂本さんは見るからに痛々しい状態で、右目はうっすら開いている程度、手も水ぶくれだらけで大きく腫れていました。
しかし、お話しや行動はとてもしっかりしていて、ストーブを炊きお茶の準備をして私達の訪問を待っていてくれました。
また、動物の餌やりなどもちゃんとやっていらっしゃいました。
ランチを食べながら火事の様子や今後のお話しを伺いました。
火事は、風呂焚きをしているとき山背が吹いて火の付いた薪が飛んでしまい室内に引火したのだそうです。あっという間に２階まで火があがってしまったので、必死で洗濯機にためた水をかけ、なんとか鎮火したとのことでした。壁が広く黒焦げにはなりましたが、焼け落ちた壁はなく、建物は健全です。
今後しばらくはいわきまで買い出しに行けないことでしょう。
パンやレトルト食品などを差し入れしましたので、１週間から10日は暮らせると思いますが、通院もままならないので心配しています。ご本人は「こんなの馬油を塗っていれば大丈夫」とのこと。その言葉を信じるしかありません。
ランチの後、頂いてきた野菜を刻んだり餌やり清掃・重い物の運搬などを行いました。動物たちがみな元気でいつも通りにぎやかだったので気持が救われる思いでした。
この日は雪が降る予報がでていましたので、わずかなお手伝いしかできませんでしたが、日が暮れる前に山を降りました。
ご支援をいただいている皆さまから、温かいお言葉を多数頂戴しました。ほんとうにありがとうございます。
そして、たいへんご心配をおかけしましたことを、坂本さんに代わって心よりお詫び申し上げます。
私達応援隊のメンバーは個人支援者の集まりで福島楢葉の近くに住んでおりません。
こうした緊急時であっても頻繁に通うことができず気を揉むばかりで無力です。
けれども、できる範囲で坂本さんと動物たちのお手伝い続けたいと考えております。
これからもみなさまのお力添えが必要です。なにとぞよろしくお願いいたします。
最後に、坂本さんからの伝言です。
「今、クリスマスカードを一生懸命書かなければならない時期なのに、このような事になってしまい申し訳ありません。（手が自由に動かないので）クリスマスまでにカードが届かなかったりカードが汚れてしまっている場合がありますが、どうぞお許しください。
また、こんなことを言うと『カードなんかいらない』とおっしゃる方があると思いますが、自分にできる御礼はカードを書くことぐらいです。どうか受け取ってください。」
◎上記の事情により楢葉いやしの森に直送される物品にしぼってリストに掲載させていただいております。確実にいやしの森に届けるため、ご注文の際は商品右横に書いてあるコメントをよくお読みください。また、こちらの記事にくわしいご注意がございますのであわせてご覧くださいますようお願い申し上げます。
◎Amazonを利用せず物資を直接ご支援くださる方、坂本さんに励ましのお便りを出してくださるかたはこちらのフォームからご連絡ください。
いやしの森応援隊解散のお知らせ(2015年3月追記）
2015年3月20日をもって、いやしの森応援隊は活動を終了します。→ 「応援隊」活動終了、ならびに今後のご支援についてのご案内
坂本さんの近況はTwitterでご覧いただけます。→ @keigo19550918
