いやしの森訪問11月(11月22日更新)

ご報告がすっかり遅くなってしまいましたが、11月9日(土)に楢葉いやしの森を緊急訪問しましたので、その時の様子を
お知らせいたします。

近所の方より「坂本さんにどうかしら」と冬物の衣類をいただく機会があり、11月
8日(金)の朝に予定を確認するためにTELを入れてみました。
 
すると、普段とは違った声と雰囲気の坂本さんが受話器の向こうにいました。

「様子が違うけど何かありましたか」と聞いても最初は「何でもない」と言っていました。
「10日(日)
に冬物の洋服を持って伺おうと思っているんですが、都合はどうですか?他に必要なものありますか?」と聞くと、「実は、いわき市で取材を兼ねながら夕食を食べて1泊した翌日、足が腫れて歩く事が出来なくなり救急病院に救急車で運ばれたんです。」と仰いました。
それを聞いてあわてて予定を早め翌日9日(土)に伺う事になったのです。

広野ICを降り、国道6号の坂本さん宅へと向かう曲がり角にセブンイレブンができました。
原発関係者や建設関係の方々で大変繁盛しています。
そこより先は居住者が居ないので買い物ができる最後のお店なのです。
そこで少量の買い物を済ませ、いやしの森への専用道路と化した道を急ぎ10:30頃に到着しました。


坂本さんは、道路よりすぐの所にテーブルを据えてキャベツを刻みながらのお出迎え。
いつもなら車まで来るのですがその場での挨拶となり、我々はすぐに車をおりて近寄り挨拶。
「足は?」と聞きますと、ご覧の通りと両足を出し「腫れているでしょ」
サンダルに靴下を履いていて外からでも腫れているのは解りました。

病院で検査をしたけど原因は解らないんだそうです。
痛みで動物の世話も大変だったようですが、町に降りて食料や餌を調達しなんとかやっているとのことでした。
段々落ち着いてきているけれど再発しない事を祈るばかりです。

その後は、楢葉町から支給されたタブレットの調子がわるいのを確認したり、敷地内の動物達の様子を見て回りました。
動物は今まで通りに皆元気にしていたのですが、なぜかウコッケイとアヒルが増えている?
坂本さんに尋ねると、卵を産まなくなったウコッケイと水田に放していたアヒルが帰ってきたそうです。
お役御免となっても最後までここで面倒を見てやるのだと言ってました。

足といえば、台風で足を怪我したJOY君はどうしていたでしょうか?
坂本さんに指差された方へ向かうと、嬉しそうにピョンピョン跳ねたりクルクル回ったりして、人懐っこい元気なJOY君がそこにいました。
「坂本さん、JOY君すっかり良くなっていますね。」
「いや、ひっくり返って手足をバタバタさせていたんで一時はダメかと思ったんですよ。一生懸命体を擦ってやったら生き返って来たんですよ。」
JOY君、元気になって本当に良かった。
(写真は訪問時に撮影したJOYくんです)

これからも、坂本さんと動物達が元気に自然のまま暮らせる事を望んでいます。



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いやしの森応援隊解散のお知らせ(2015年3月追記)

2015年3月20日をもって、いやしの森応援隊は活動を終了します。→ 「応援隊」活動終了、ならびに今後のご支援についてのご案内
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